目次(全三章)
- 第一章 京都の老舗旅館で学んだこと
- くつろぎの御宿「柊家(ひいらぎや)」
- 二十八歳、仲居「八重」の誕生
- 百倍やって人並み
- お客さまとは「阿吽(あうん)の呼吸」
- 人と接する心
- 柊家は勉強の場
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- 第二章 忘れ得ぬお客さまの面影
- 徳川家達公 ―― 心を掴む気さくさ
- 永野修身閣下 ―― 涙を見せた海軍大将
- 平沼麒一郎首相 ―― 三年目の笑顔
- 大内兵衛先生 ―― 慈しみの心を教わる
- 東畑精一先生 ―― 息子の人生を決めた師
- 川端康成先生 ―― 一代記をお断りしたこと
- 林芙美子先生 ―― 苦労話に涙して
- 吉屋信子先生・宇野千代先生 ―― 明るさと楽しさ
- 北条秀司先生 ―― 京の心を思い出しに
- チャップリンさんやアラン・ドロンさん
- 画家たちのお宿として
- 小泉信三先生 ―― 子を想う親の心
- 三島由紀夫先生 ―― 忘れられない別れ
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- 第三章 語り残し、思い残して
- 三島先生の残されたもの
- フロントの若者たち
- 一人前の板前になりたい
- 心は通じ合うもの
- いやと思ったら自分の負け
- くつろぎをお客さまに
- あとがき
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