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  決断の時、手本は二宮金次郎。
  二宮金次郎
と13人の
世界人


J・F・ケネディ、小泉純一郎、石川嘉延、サッチャー、松下幸之助、ベートーベン、府内泰生、豊田佐吉、榛村純一、塚越寛、福田昭夫、河相全次郎、ドラッカー――。
金次郎と志を同じくする13人に肉薄する。


  二宮金次郎と13人の世界人
三戸岡道夫 編
定価【本体1400円+税】
全268ページ・四六判
  〜「まえがき」より抜粋〜
 二宮金次郎は農村復興の実践の中から、数々の教訓を残しているが、それは現在にも通ずる立派な教訓である。いや、通ずるというよりも、次第に人間不在になりつつある二十一世紀の文明の中での、人間復興の指針になるものではないかと思われる。
 (中略)とくに、最近の日本の政治、経済は、国際化の大波の中で揺れ動き、改革を求められているが、折りしも二宮金次郎の二大教訓である『経済と道徳の一致』『勤労・分度・推譲』が政治行政や企業経営の中に活用されて、成功している例が多いのである。
 そういう意味において『二宮金次郎と十三人の世界人』と題して、二宮金次郎と接点を持つ、世界の経済人、政治家などを十三人、登場させたゆえんである。

 編者略歴

本名 大貫満雄(おおぬき みつお)
日本ペンクラブ会員
1928年 浜松市生まれ
1953年 東京大学法学部卒業。
協和銀行副頭取を経て、作家活動に入る。
著書に「二宮金次郎の一生」「男たちの藩」「江戸妖草伝」「夏に狂う」「秋風高天神城」「幻妖城異聞」「手形無惨」(いずれも小社より出版)「保科正之」「大山巌」(PHP研究所)、その他多数。
著者:三戸岡道夫氏

 目次

まえがき
第一章  二宮金次郎と J・F・ケネディ
第二章  二宮金次郎と 小泉純一郎
第三章  二宮金次郎と 石川嘉延(静岡県知事)
第四章  二宮金次郎と マーガレット・サッチャー
第五章  二宮金次郎と 松下幸之助
第六章  二宮金次郎と 府内泰生(シンニッタン社長)
第七章  二宮金次郎と ベートーベン
第八章  二宮金次郎と 豊田佐吉
第九章  二宮金次郎と 榛村純一(掛川市長)
第十章  二宮金次郎と 塚越寛(伊那食品工業社長)
第十一章 二宮金次郎と 福田昭夫(栃木県知事)
第十二章 二宮金次郎と 河相全次郎(八重洲ブックセンター元社長)
第十三章 二宮金次郎と ドラッカー
第十四章 二宮金次郎の一生
あとがき